目次
環境
UE4.25.0 Preview2
概要
以前にもBlueprint TipsのスライドでStraighten Connectionsの紹介をしましたが
他にも便利な機能があるのでそちらを紹介していこうと思います。
Blueprint編
上記のSlideでも紹介したStraighten Connectionsのおさらいから。
複数のノードを選択して「Q」キーでしたね。
もしくは複数のノードを選択して
ノード上で右クリック -> Alignment -> Straighten Connection(s)です。
ですが、これだと意図した通りに真っ直ぐになってくれない場合もあります。
そういった場合に便利なのが「Straighten Connection to (node name)」です。
ピンの上で右クリック -> Straighten Connections to (node name)で使用可能です。
これを実行するとそのピンを基準に接続先のノードが真っ直ぐになります。
具体的にはsin node等微妙に真っ直ぐにならないノードが真っ直ぐになって便利です。
before
after
ここまで紹介した機能は全てBlueprint Classに限らず
Level BlueprintやAnimation Blueprintでも共通の操作です。
Material Editor編
続いてはMaterial です。
Materialでは「Straighten Connection(s)」が使用可能で、「Straighten Connection to (node name)」が使用不可です。
Materialの方が高さが合わないノードが多いので特に欲しい機能ですが、ないのであれば仕方ありません。
まずは「Straighten Connection(s)」のおさらいから。
Blueprint同様に複数ノードを選択して「Q」キーで真っ直ぐにしてくれます。
Blueprint同様にsin nodeなどは相変わらずズレます。
「Straighten Connection to (node name)」が使えればいいのですが、別の手段で回避します。
人によってはEditor背景のGridに合わせたいという要望もあると思います。
そういった時に「Straighten Connection(s)」ではズレてしまうため
少し手間ですが手動でGridに合わせることでルートを真っ直ぐにしつつGridに合った並びにできます。
Niagara Editor編
いきなり脱線しますが、UE4.25 PreviewからNiagaraの BETAが外れて正式リリースになりそうですね。
先ずはアイコンが変わっていました。
Effectツール感があっていい感じのアイコンになりましたね。
本題に戻ります。
NiagaraのModule ScriptとFunction Scriptのノードの整列についてはMaterialと同じです。
「Straighten Connection(s)」が使用可能で、「Straighten Connection to (node name)」が使用不可です。
複数のノードを選択して「Q」キーで整列が可能です。
まとめ
今回はひたすらルートを真っ直ぐにすることについて書きました。
BlueprintはPinごとに制御可能なので便利ですがMaterial とNiagaraも対応してほしいなと思っています。
大きく困ることはないので、好みの問題ですが。
さて、仕事でここまでやる必要があるかという正直過剰だと思います。
個々人の意識の問題として整理するのは大変良いことですが
プロジェクトのルールに組み込む際にここまで強要するのは過剰だと思っています。
また、これだけ一生懸命整理してもエンジンのアップデート等の原因で簡単に破綻してしまいます。
何事も程々がいいということですね。
個人プロジェクトで意識的にこういったことをやる分には良いことだと思います。
以上!